四脚ロボットの流行ってるの理由
この前面白い話を聞きました。
四脚歩行ロボットが流行ってる理由の話です。
Boston dynamicsをはじめとする多くのロボット企業が四脚のロボットを最近つくっています。
Boston dynamicsの四足歩行ロボットと言えば、big dogとspot mini。
Boston Dynamics / Big dog
Spot Mini
他にも例えば、
MIT / Cheetah
Unitree robotics (中国)/ Laikago
Swiss robotics(スイス) / ANYmal
浙江大学(中国)/ 絶影
浙江大学が開発した四足歩行ロボット「絶影」全長1m、20kgの荷物を搭載し時速6kmで自立歩行が可能。 pic.twitter.com/4pYnweikij
— けろっと (@kerotto) February 10, 2018
Ghost robotics / Minitaur
最近では、スタンフォード大学の学生が安価で作成していたり、
海外のYouTuberがオープンソースで作成していたり、
先日、日本でも学生ロボコンのテーマが4脚歩行ロボットでした。
しかし、はっきり言って、脚は車輪より断然効率悪いですからね。実際、社会に出て本当に役に立つか全くわからないです笑。
僕も4脚の研究やってるのですが、面白い分野ですが、実際役に立つかは知りません笑。
(先生すまん)
個人的には、移動と支持は違います。
なので、移動は車輪が強いですが、支持は脚の方が有利です。
だから、本当はたぶんタチコマみたいなのが最強なんですよね。移動できて支持できる。
ただ、自分も研究してわかりましたけど、脚先に車輪やモーターのような重りがくると、脚が動くたびに体がブレるので制御がねぇ、、、
四足歩行ロボットが流行ってる理由&流れ
(ケータイによって、液晶が安くなる。)
(デジカメによって、カメラが安くなる。)
↓
スマホが普及する。
センサーが安くなる。マイコンが安くなる。小型カメラが安くなる。
↓
小型ドローンが普及する。電気自動車が普及する。
ブラシレスモーターが安くなる。大型のブラシレスモーターを作れるようになる。
↓
脚式ロボットが流行る。
ただブラシレスモーターはまだパワーが足りないので二足歩行は無理。四足歩行が流行る。
(補足ですが、spotminiはよくわかりませんがcheetahやminitaurはギアなどの減速機を噛ませることなくブラシレスモーター直結で脚を動かしています。そのため、パワーが足りないということなのかもしれません。)
という説でした。
なるほど〜って感じです。
ちなみにキャシーは二足歩行ですが、逆関節を使っていたりと上手く回避してる。
(Agility robotics / Cassie)
この説が合ってるかどうかは知りませんが、工学のトレンドって社会やビジネスと結び付いてて本当面白いです。
次、何がくるのか楽しみですね。
電気自動車が流行ってるので、もっと普及すれば大型ブラシレスモーターが安くなって、二足歩行ロボットが流行ったり、大型ドローンや電気飛行機が流行ったりするとおもろいですね。
未来の話はワクワクします。