弘道館2に行ってきた。【後編】

前編の続き。

 

弘道館2へ行ってきた。【前編】 - 自主休講

 

ワークショップも超楽しくて、ワクワクが止まりませんでした!
八谷先生の夢の強さが体感できたような気がします。

今度は実際に好きなもの、ハマっていることを事業にしていきます。緩く楽しく、けど真剣になって考えるワークショップでした。

 

目次
1, 履歴書を書いてみよう!
2, 10年後やりたいことを考えてみよう!
3, 投資してみよう!
4,まとめ

 

それじゃあ、行ってみよう!
(今回、文字多めです)

 

 

1, 履歴書を書いてみよう!

履歴書と言っても堅苦しいものじゃないです。
自分が今まで何をハマったのか、何が好きだったのかを年齢に沿って絵と一緒に描いていく感じです。八谷先生のをお手本にしながら描いて行きます。

 

こんな感じなりました。

非常に見にくい。
でも、これがめちゃめちゃ楽しくて、全っ然時間が足りない!まだ全然描ける!
45分間も時間あると思ってたのですが、時間が一瞬で過ぎてしまった笑。

 

絵と文を織り交ぜて、出来るだけ見やすく作ります。小学生の頃やってたような発表用紙みたいな感じで楽しいです。

僕、総合の時間とか調べ学習とか好きだったんですよね。発表とかディベートとか。最強のゆとり世代なのでそういうところが凄く好きだし、得意ですね。
(小1から高3までフルゆとり世代です)

 

幼稚園から小学生の頃は、虫がもうめちゃめちゃ好きで、意味わからないくらい好きで、虫図鑑(NEO)を暗記してました。
将来の夢は虫博士でしたからね笑笑。
どうぶつ奇想天外!」に出ていた昆虫写真家の方に憧れてました。

でも虫は好きだったんですけど(今はむしろ苦手)、幼稚園の時サシカメムシという虫に小指を刺されてクソほど泣いたのを覚えています。多分人生の中で骨折の次くらいには痛かった笑。(サシカメムシは餌に毒を流し込みドロドロに溶かしてそれを吸って飲むという猛毒の持ち主です)

 

中高は割と大人しかったですね。
けど、やっぱり発表とかプレゼンとかディベート、あと企画を考えたりするのが好きだったので、生徒会とかなんやなんや色々やってました。

ここらへんの頃は、デザイナーエンジニアに憧れてました。中学生の頃はガーデンデザイナーになりたかったですね。確か、海外で活躍してる苔で和風の庭をつくるデザイナーの方に憧れてました。あと、小学生の頃、絵や花を生けた作品を担任に褒められたことがあって、たぶんそこらが理由ですね。

エンジニアは逆に小さい頃からずっと、もやもやとは頭の中にありました。その頃はエンジニアもメカニックも科学者も同じようなものだと思ってましたね、、、。

小さい頃から、じいちゃんの影響でものづくりが好きで工作したり、ミニ四駆LEGOで遊んでました。時計とかラジコンとか分解して、直せなくなってそのまま捨ててた記憶があります。

(じいちゃんは漁師なのですが、家を建てたり、竹馬作ったり、電子工作したりとよくわからない人です。家は設計だけじゃなく、基礎から柱建てて屋根載せるまで全部自分でやってしまうというクレイジーじじいです。)

 

大学Twitterの通り、知ってる通りです。
自転車、カメラと趣味が増え、たまに旅に出たりしてます。企画を考えたり、イベントに参加したりするのはやっぱ好きなので、それもやってますね。

 

 

この履歴書を見ると、今好きなものって大体小さい頃からの延長なんですよね。好きだったもの、褒められたこと、コンプレックスだったこととか、そういうのがなんやかんやして今の夢や目標になってます。

やってることは就活の自己解析と同じ近いんだけど、なんか楽しくやれますね。懐かしいなぁってほんわりします。

 

履歴書を描く際、イラストと文章でということでしたが、多くの人(僕も含め)が文でばかり描いてしまいました。理由の多くは下手だから。

しかし、八谷先生は絵やイラストはすごく大事だといいます。

「下手や上手いとかじゃない。絵の方が情報量が多い。それに何が好きだったのか伝わりやすい。」
「(逆に言えば)好きなもの、ハマってるものじゃないと絵は描けない。」

 

確かに!!
僕も自転車やロボットの絵ならいくらでも描けますが、それ以外無理ですもん。

この履歴書をつくるのに大事なことは、
好きなことハマっていたことを絵と文章を使って描くことですね!

 

 

2, 10年後をやりたいことを考えてみよう!

履歴書をつくったことで、自分の好きなことやハマっていることが明確になりました。
では、この履歴書から10年後やりたいことを考えます。

こんな感じになりました。
(日本語が色々おかしい)

ここで重要なのは、
・好きなことを1つ選ぶこと
(2つでもいいが少ない方が良い)

なぜそれが楽しいのか
(自分以外の人にその楽しさを伝える)

・それを実現しているテクノロジー
(八谷先生曰く、テクノロジーが世の中を変えることは既にわかってる。把握しておくことが大事。これは僕も同意です。)

・お金のことは考えない
(やりたいことをとりあえず考えてみます。)

 

今回はとりあえず、自転車について。
自転車は楽しいですからねー。いくらでも語れるのですが語りすぎるといけないので、出来るだけ短く。

 

なぜそれが楽しいのか?

僕は自転車の「本質的な楽しさ」が好きなんですよね。なんというか自転車乗ってると自然に鼻歌歌いたくなるじゃないですか?あの「高揚感」や「動的瞑想」が好きなんですよね。
レースには出ないし、速くなくてもいいし、ツーリングしなくてもいい。本来自由を愛する乗り物です。
僕にとって自転車って、日常のほんの一部の、コンビニに行く道のりを幸せに変換できる最高のマシーンなんですよ。

 

それを現実にしているテクノロジー

最近は、電動シフターやGPS付きのサイコンなどハイテクな部分もありますが、今回はどちらかというと自転車の本質性の拡張コミュニティなどを重視しています。だから、テクノロジーSNSとかサイクルシェア。また、日本は山が多いので電動自転車(e-bike)なんかもそうなりますね。

 

10年後私がやりたいこと

自転車が使いやすい社会をつくりたい!
(写真は社会が2回並んでて日本語がおかしい)

日本って自転車大国の1つで、半数の人が自転車を所有してるんです(僕は3台持ってるのであれですが)。学生時代はほとんどの人が乗るものですよね。

なのに、自転車が邪魔者扱いされることが多い。車やバイクの下位互換的な扱いにされてしまう。法律的には歩道は走れないはずなのに、車道走ったら邪魔だと怒られるってどうなってんだ笑。バグか。

このような自転車に対する法律や人々の考え方、つまりソフトウェア的なところを改善する必要があります。

その一方で、自転車にも様々な自転車があります。ママチャリとスポーツ自転車だけが自転車ではありません。ロングテールバイクカーゴバイクは日本ではあまり見かけませんが、実用的で非常に生活に適したバイクです。また、最近では電動自転車があるので、楽で快適な自転車生活を送れるようになりました。山道もスルスル登れます。

こういった自転車のソフトウェア的な面とハードウェア的な面の双方を改善しなきゃいけないと思うんですよ。それを改善するのが、SNSでのコミュニティだったり、YouTubeの動画だったり、本質的な楽しさだったりすると考えました。

特に佐賀って平地が多く、自転車がすごく使いやすい県です。最近佐賀県はオランダを推していますが、そのオランダは世界で一番進んだ自転車社会が実現しています。見習うわけではないですが、そんな自転車と人と自転車が共存できる社会を構築したいですよね。

エコフレンドリーで、健康的で、コミュニティ重視なパーソナルモビリティとして、機能したら最高だよなぁ、、、。

 

それで、結果的に10年後やりたいことがホントにやりたいことなのかというと悩ましいところですが、この履歴書に沿っていくといつのまにか理想郷が出来上がりました笑。
(自転車は大好きだけど、仕事にはしなくていいかな。まぁ、本当にやりたいことは後々noteとかで描いていきます。)

 

僕の理想郷も出来上がり、他の参加者たちもどんどん夢を記していきました。
では、最後に他の人たちがどんなやりたいことを描いたのか見てまわります。
(まさか人に見せる思ってなかったので、字も絵も汚い笑。ほんとすいませんした。)

 

 

3, 投資してみよう!

投資とは言いますが、他の人の夢を見て応援したい夢に対しお金を置いていくという感じです。クラウドファンディング的に、面白そう!応援したい!ってものにお金を払っていきます。

まず、一人ひとりが3000万円持っているとします。おもちゃのお札が配られました。1千万円札と2千万円札の2枚です。

それで、見てまわって一番応援したいと思うものに2千万円を、二番目に応援したいと思うものに1千万円を払う、というルールです。
ただし、八谷先生と倉成さんは1億円(5千万円札2枚)持ってます。

 

他の人のを見てまわると、みんな夢がヤバくて感動しました。すごく応援したくなるものばかり。もうこのバーチャル2千万円じゃなくて、本当のお金を送りたい

この弘道館2には中学生から24歳まで参加出来るのですが、年齢問わずクリエイティブに溢れていました。歳上の方が言葉が上手いなという印象はありましたが、中学生でもブラッシュアップすれば全然イケるんじゃないか!?というアイデアばかり。非常に熱かった。

 

投資が終わり、自分の席に帰っていくら投資されたか見てみます。

うおっ!7000万円(バーチャル)!
しかも、5千万円札が!

 

八谷先生が置いてくれたみたいです。ありがとうございます。佐賀の土地に適したアイデアだったのが評価されたんですかね。すごく嬉しかったです。

 

 

しかし
このワークショップって、お金のことを全然考えてないし現実的でないように見えます。
僕も最初は中学生がいるから難しい話はあえてしていないものだと思っていました。

八谷先生曰く、意外とお金はどうにかなるものだと。 クラウドファンディングもある世の中だし、投資家も沢山いる。お金をどうするかより、応援されるようなものをつくろう。

なんか凄く今的でした。
実際、そんな簡単にはお金は集まらないかもしれませんが、応援されるような夢を持つって大事なことですよね。

 

 

4, まとめ

全然、前編と後編だけじゃ終わらなかったので、全体のまとめとして最後もう一個書きます。質問とこの弘道館2を通してのまとめです。